沼のほとりの葦原で出会う鳥のひとつが、ゴイサギの幼鳥、つまりホシゴイである。数年前、近くの川沿いを歩いているとき、1本のそれほど大きくない木に5~6羽のゴイサギ幼鳥がとまっているのを見たことがある。最近、少し離れたところの川沿いを通りかかったとき、50~60羽のゴイサギ幼鳥が飛び立つところを見た。最初は、20~30羽だったが、次々に飛び立ち、一瞬、空が、ホシゴイで埋め尽くされそうな勢いであった。
沼のほとりで出会ったホシゴイは、1羽。葦原から急に飛び立ったのだが、ゆっくりと対岸に向かって飛んで行くようであった。簡単に出会えそうで、案外、出会う機会が少ない。今度は、ゴイサギ成鳥に会いたいものである。