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散歩の人が行き交う初冬の公園。日だまりは、ぽかぽかと暖かい。「何かいるのですか?」「鳥ですか?」優しく心温まる会話が、自然と成り立つ。鳥に関心を持ち、鳥たちとの出会いに元気をいただく日々。一日一日無事に過ごせることに感謝しつつ初冬の公園に向かう。
最初の出会いは、ハナミズキのところに来たヒヨドリ。赤い実をパクッと美味しそうに啄む。続いてジョウビタキ♀。♀の優しい表情が私は好きである。ルリビタキも現れた。尾羽のブルーが新鮮で美しい。トウネズミモチのところには、ヒヨドリが何度もやってくる。シロハラの声が近くで聞こえていたが、トウネズミモチのところにやっと姿を見せてくれた。
近くの茂みにはアオバト。ちょっと暗くて残念。アオジは、3羽姿を見せてくれた。手前の小枝が気になるが、アオジの可愛い表情に思わずレンズを向ける。シジュウカラも何度か姿を見せてくれたが、残り少ない紅葉のところには、なかなか行ってくれず、とうとう紅葉がらみの写真は、撮れなかった。
小鳥の姿がさっと見えなくなったと思ったら、すっきり晴れ渡った青空をハイタカが悠々と飛んでいる。初冬の公園。静かにゆっくりと時間が流れてゆく。