鳥たちの広場

[2009年 初冬の田んぼ(その2)]

タヒバリ コチョウゲンボウ ヒバリ
チョウゲンボウ オオジュリン ツグミ

初冬の田んぼは、静かである。その静けさの中でツグミの声は、結構、良く響き渡り、冬枯れの田んぼに力を与えてくれるような気がする。春になると良く鳴き声を聞くヒバリも今は静かだ。タヒバリの姿を田んぼに見かけるようになると冬の訪れが近いような気分になる。枯れ草のところで時折見かけるのは、オオジュリン。地味な鳥だが、田んぼ巡りで出会えると嬉しい鳥のひとつである。

初冬の田んぼで比較的出会いの多い鳥のひとつがチョウゲンボウ。ノスリと同じように電柱にとまっていることが多い。あぜ道に降りていることもあるが、大抵距離があり、撮影は、なかなか思うようにはいかない。田んぼの杭にとまっているチョウゲンボウが飛び立った瞬間を撮影できたときは、本当に嬉しい。田んぼの中のちょっと小高くなっているところにチョコンととまっていることが多いのは、コチョウゲンボウ。今シーズンは、なかなか出会いの機会がなく、電線にとまった姿をようやく見ることが出来た。

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