鳥たちの広場

[井頭公園の鳥たち]

ミコアイサ カワウ マヒワ
ビンズイ マガン キクイタダキ
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車窓から雪化粧した男体山を含む日光連山が、前方にくっきりと見える。後方には、富士山。右手には筑波山。今日の目的地は、井頭公園。

公園の鳥見亭から見ると、カモたちが、ゆったりとくつろいだ姿を一望できる。オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ミコアイサ。久しぶりにたくさんのカモたちの姿を見て、心が和む。奥の方には、オオハクチョウの姿も見える。マガモに光があたって、緑色が光沢を帯び、とても綺麗だ。ここのカモたちの姿は、ステージにあがった俳優のように、一際輝いて見える。カワウも正装しているようで、とても綺麗だ。

公園をゆっくり回ると、ベニマシコの声が聞こえてきた。姿は、確認出来なかったが、心が弾んでくる。林の中で、さっと飛んだのは、ルリビタキ。今日は、2羽のルリビタキ(♂)に出会った。ジョウビタキ(♂♀)にも出会った。シロハラは、何度か林の中で飛ぶ姿を見た。

林の中で、静かに動いているのは、ビンズイ。何羽も姿が見える。杉林のところでエナガの声が聞こえてきた。エナガが忙しく動き回り、シジュウカラも飛んで来た。杉の中で見え隠れしているのは、キクイタダキ。一瞬、コガラの姿も見えたが、すぐに見えなくなった。マヒワにも出会った。コゲラは、一度に3羽も姿を見せてくれた。

「マガンがいるよ。」との声で振り返ると、あまりに近い。逆光なので、場所を移動し、撮影した。マガンの顔をこんなに近くで見るのは、初めてだ。あまりに近いと感激が薄くなるのは、贅沢だろうか。

風は吹いていたが、寒くはなく、鳥見をするには、絶好の日和であった。期待していたトラツグミには、出会えなかったが、ずいぶんたくさんの鳥たちに出会い、楽しい一日を過ごすことが出来た。ご一緒させていただいた皆様、お世話になりありがとうございました。

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