鳥たちの広場

[恋の季節]

コアジサシ 1/6 コアジサシ 2/6 コアジサシ 3/6
コアジサシ 4/6 コアジサシ 4/6 コアジサシ 6/6
[写真はクリックすると大きくなります]

昨日出かけた海辺でコアジサシに出会った。コアジサシに初めて出会ったのは、谷津干潟。鳥に関心を持ってまだ日が浅い頃のことである。杭の上にとまったコアジサシのところに、別のコアジサシが魚をくわえて飛んでくる場面を不思議な気持ちで眺めたものであった。それを求愛給餌と表現するということも、そのとき初めて知った。

先月、近くの田んぼに出かけたときのこと、コアジサシの声が聞こえてきた。田んぼにコアジサシ?私は、一瞬、耳を疑った。ほどなく5羽のコアジサシの飛んでくる姿が見えた。そのうちの1羽は、農道に着地し、あきらかに抱卵する態勢をとった。嘴でたまごの位置を直し、温める姿勢である。こんなところで?とそのとき、不思議な気持ちになった。コアジサシは、まさに住宅難のようだ。

昨日訪れた海辺には、少なくとも100羽以上のコアジサシの姿が見え、何とか家づくりも順調に進んでいるようだ。コアジサシの恋の季節が始まった。雛の姿が見られる日も近いかもしれない。プレゼントの大きな魚は、愛の証?

戻る 九羽の白鳥 Home