鳥たちの広場

[冬の鹿児島]

ミサゴ クロツラヘラサギ ヘラサギ(左)とクロツラヘラサギ(右)
ミヤマガラス ホシムクドリ ツリスガラ
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鹿児島で出会った鳥たちの中で、一番印象に残っている鳥は、やはりツルである。ナベヅル、マナヅル、クロヅル、カナダヅル。今まで図鑑などでしか見る機会のなかったツル。タンチョウは、北海道で何回か見る機会はあったのだが。
しかし、近くのフィールドで見る機会があった鳥でも、場所が変われば、また違った雰囲気で楽しめるものである。今回、最初に訪れた加治木海岸で出会ったミサゴ。今まで千葉、神奈川、東京、茨城で出会ったことがあったが、今回の出会いが一番印象深い。加治木海岸では、クロツラヘラサギ13羽、ヘラサギ1羽にも出会った。クロツラヘラサギにしてもヘラサギにしても東京近郊で出会っているのだが、今回の出会いは嬉しかった。
出水では、ツルだけでなくミヤマガラスを数多く観察することが出来た。今まで一度にこんなにたくさんのミヤマガラスを見たことがなかったので、ちょっと異様な気分であった。その中に、コクマルガラスの姿も見ることが出来た。水路では、今まで出会う機会のなかったクサシギを見ることが出来た。
昨年、バライロムクドリが見られたというところで、今年はホシムクドリを見ることが出来た。メタリックな色合いが何とも言えず綺麗な鳥である。その上、小さな声で囀っているのが聞こえた。以前、神奈川で出会ったホシムクドリとは、ずいぶん印象が違って見えた。
川内平野では、お目当てのカラフトワシに会うことが出来なかったのが、何とも心残りである。しかし、距離はあるものの、ツリスガラの群れを見ることが出来たのは、印象深い。
2泊3日の短い鳥見の旅であったが、いろいろな鳥たちとの出会いがあり、思い出多い旅となった。いつかまた、訪れる機会があったら、今回出会えなかった鳥たちにも出会えるよう願って今回の旅行記を閉じたいと思う。
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