鳥たちの広場

[沖縄の鳥たち]

クロツラヘラサギ リュウキュウメジロ リュウキュウオオコノハズク
リュウキュウアカショウビン ヤンバルクイナ リュウキュウヨシゴイ
ホントウアカヒゲ シマキンパラ シロガシラ
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5月24日〜26日まで沖縄を訪れ、南国の風景と鳥たちとの出会いを楽しんできた。沖縄は梅雨入りしているとのことだったが、二日目は、梅雨明けを思わせるような暑い日差しとなった。しかし翌日は、早朝より強い雨となり目まぐるしい天候の変化に戸惑いながら、南国沖縄での探鳥を楽しんだ。
初日は、那覇空港より名護を経て国頭村に向かった。途中、干潟でクロツラヘラサギ3羽、ウズラシギ、夏羽のオグロシギ、セイタカシギなどを見ることができた。途中の橋の上からは、エリグロアジサシ、クロサギなども見ることができた。次に田んぼをまわった。ここでは、チュウサギ、アマサギ、セッカなどを見、リュウキュウアカショウビンの声を聞いた。国頭村に向かう途中の林道では、リュウキュウメジロの姿を見た。
この日、ナイトウオッチングがあった。暗闇の中で、リュウキュウコノハズクの声が近くに聞こえた。しかし、姿を見ることはできなかった。諦めかけたころ、「いた!」との声で前方を見る。すぐに場所がわからず、おろおろして何とかカメラに収めたのがリュウキュウオオコノハズク。さらにしばらく進んで、今度は、リュウキュウアカショウビン。目を覚まさせてしまってごめんなさい。
二日目、お目当てのヤンバルクイナに会いに行く。車中で緊張の時間が流れていく。しばらくしてヤンバルクイナが道路を横切ったのが見えた。さらにしばらく待つとヤンバルクイナが、草の中に見え隠れしている。気がついたときには、目の前。近すぎて写真が撮れない。移動するのを待って、念願のヤンバルクイナを撮ることができた。
この日は、真夏を思わせるような暑い日差しであったので林道を走ると緑の風が心地よかった。「ピィッ」「ピィッ」という声が聞こえてきた。ノグチゲラだ。暗い林の中で、ようやく姿を見ることができた。次に田んぼを回り、溝のところで採餌している夏羽のリュウキュウヨシゴイを見ることができた。また林道にもどり、今度は、アカヒゲ探し。夕方が近づくにつれ、だんだん鳴き声が聞こえるようになってきた。ようやく林の中の高い木の上で囀っているのが見えた。
三日目、早朝よりかなり強い雨。雨の中で、ヤンバルクイナの成鳥と幼鳥に出会った。お母さんらしいヤンバルクイナが幼鳥を追いかけている。躾の一環なのだろう。この後、林道を通り、田んぼに向かった。田んぼでは、シマキンパラの姿をたくさん見かけた。シロガシラもずいぶん鳴いていた。ヒクイナを探したのだが、見つからず、バンの姿は、ずいぶんたくさん見かけた。川では、キアシシギ、アオアシシギ、イソシギなどが採餌していた。稲の影になったところで、シロハラクイナを3回見かけたが、その度に、すぐ隠れられ、撮影できなかったのが心残りである。
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