思い出の鳥たち

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[宮古島とりどり旅行記 その2]

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海の色に、これほど心惹かれるとは思っていなかった。7月12日〜15日まで滞在した宮古島で見た海の青さの何と美しかったことだろう。空の青さを映して海は青く青く輝いていた。その海で出会ったのは、エリグロアジサシ、ベニアジサシ、オオアジサシ。真夏の太陽が照りつける南の島。あの海の青が、今でも鮮明に目に心に焼き付いている。

6月に北海道を訪れ、日の出の時間のあまりに早いのを体験していると、宮古島の朝に驚く。5時では、まだ真っ暗なのである。それ故、早朝探鳥は、6時出発。目的の鳥を探しに畑へと向かう。ミフウズラ。ほんの一瞬ですぐにサトウキビ畑に姿を隠してしまう。それでも何回か姿を見ることが出来た。早朝探鳥では、運良くキンバトにも出会った。水場では、キンバトの♀に出会ったが、道路に出来た水溜りに現れたのは、キンバトの♂であった。

畑で出会って嬉しかった鳥は、ツバメチドリである。ツバメチドリの雛を間近に見ることが出来、さらには、給餌のシーンも一瞬であるが、観察することが出来た。今回、ツバメチドリの飛翔も何とか撮影することが出来たのは、嬉しかった。日本の野鳥には含まれないが、シマキンパラにも出会った。巣材を一生懸命集めていた姿が忘れられない。

留鳥であるリュウキュウアオバズクの親子との出会いも新鮮であった。両親と2羽の雛。初日に山林で出会った。リュウキュウアオバズクには、このほか、2か所で出会い、ゆっくり観察することが出来た。

スコールは、いつも車で移動中のときばかり。4日間、晴天に恵まれ、鳥たちとの出会いを存分に楽しむことが出来た。初めての出会いが多かっただけに感激もひとしおであった。海の青と南国の花の美しさも忘れ難い。夕食後、ホテルに向かう途中、夜空を仰ぐと、星がたくさん輝いている。北斗七星が、実に近い。あの星の輝きも決して忘れることはない。

宮古島での思い出のアルバムは、今までにないほど充実したものであった。終始、懇切丁寧な案内をしてくださったKプロに心から感謝。ご一緒させていただきご親切にしていただいた皆様に心から感謝。現地でお世話になった皆様に心から感謝。鳥たちとの素晴らしい出会いに心から感謝。

九羽の白鳥