とりどり日記

[2006/1/1 〜 2006/2/28]

2006/2/28 春の兆し

春の兆し

  氷解け去り 葦は角ぐむ

  さては時ぞと 思うあやにく

  今日も昨日も 雪の空

  今日も昨日も 雪の空

早春賦の2番の歌詞が、つい口ずさみたくなるようなお天気である。決して雪の空ではないのだが、まるで雪でも降ってきそうな空の色である。久しぶりに一駅電車に乗って、近くの川に行ってみた。今日は、カメラは持たずに行くつもりだったが、鳥用ではないレンズをつけて持参することにした。川辺の木々に春を待ちわびている芽がいくつも見られ心が和んでくる。時には、鳥ばかりでなくいろいろな自然に目を向けることにしよう。

2006/2/27 恋の季節

コガモ

寒さも峠を越し、春らしさをそこここに感じるようになってきた。ガンやハクチョウの南下が話題になっているころ、サカツラガンが埼玉県の工業団地近くの公園に現れずいぶん大勢のバーダーの話題をさらった。3日間だけの滞在だったそうで、私を含め見られなかった人は、大いにがっかりしたものだった。そのサカツラガンが、埼玉県のある公園で見られるというので今日行ってきた。全部で7羽。そのうち2羽は羽を切られている。

サカツラガンの近くでコガモがディスプレイを始めた。雌の気を引こうと一生懸命なのだが、雌はそ知らぬ顔をしている。その様子がなんとも微笑ましくて写真に収めてきた。こんな光景にも春の到来を感じる今日この頃である。

村山さんのHP「カリフォルニア アウトドア&フィシング」と相互リンクさせていただきました。

2006/2/26 山中湖

ヤマガラ

レンジャクを見たことがない私にとって、ヒレンジャク、キレンジャクは、憧れの鳥のひとつである。山中湖に1泊2日の予定で鳥仲間とレンジャク探しに出かけた。お天気は暖かく風もほとんどなく申し分のない状態だった。途中真っ白な富士山の雄姿を車窓に眺めながら、目的地に向かった。しかしヤドリギの実がまだ硬いためか何ヶ所か回ってみたがレンジャクは飛来していなかった。小鳥が良く見られるというところで、ようやくヤマガラとシジュウカラに出会うことができた。

2日目は、雪のため予定を変更し、富士国際花園でたくさんのフクロウや華やかなベゴニアの花を観賞しレンジャクとの出会いは、持ち越しとなった。

2006/2/23 ケアシノスリ

ケアシノスリ

今日は、ずいぶん暖かかった。日差しも和らいで、吹く風も心地よい。真冬の最中に寒風のなかで粘って撮れなかったケアシノスリを是非撮りたいとずっと思っていた。今日は、ケアシノスリに会えることを願いながら目的地に向かった。途中、工事中で道に迷ってしまい到着するのに手間取ってしまったが、到着と同時に目指すケアシノスリが飛んでいて今日は、期待できそうな気がした。早速、カメラを構えた。やわらかい光を浴びて羽が綺麗に見えた。

2006/2/22 鳥たちの広場に追加

古くから鷹狩りに最も重用されたオオタカ、海岸、湖沼、河川などで魚類を採るミサゴ、葦原の猛禽ハイイロチュウヒ。今回は、この3種のご紹介です。

オオタカ ミサゴ ハイイロチュウヒ

2006/2/21 モズ

モズ

♪春は名のみの風の寒さや

そこここに春の気配を感じるようになった。木々の芽も日ごとに膨らみ鳥達の囀りも明るく聞こえてくる。今日は、近くのフィールドを回ってみた。曇りがちではっきりしないお天気だったのであまり期待はしていなかったのだけれど、カシラダカ、ホオジロ、シメ、ツグミ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズなどの姿を見ることができた。モズは、いろいろな声を出して囀りあちこちの木を飛び回って私の相手をしてくれた。まるで「おにごっこ」をしているようで楽しい時間を過ごすことができた。

闘将・Nさんのブログ「野鳥大好き!闘将・N」とリンクさせていただきました。

2006/2/19 オガワコマドリ

オガワコマドリ

葦原から聞こえてくる可愛い声。その姿を一目見たとき、嬉しくてどきどきしてしまった。胸のブルーが爽やかなオガワコマドリ。小さい体なのにこんなにたくさんの人の心を魅了して、あなたはどこから来たの?こんな素敵な出会いが出来て今日は、とっても幸せな一日だった。

2006/2/18 オジロビタキ

オジロビタキ

明日からまた、お天気が崩れるらしい。今日は暖かいし是非鳥撮りに出かけなくてはと、思ってはみたもののどこにしようかずいぶん考えてしまった。行きたいところはたくさんあるのだけれど、交通の便を考えると限られたところになってしまう。

結局、オジロビタキが至近距離で撮影できるという所に決めた。往復5時間は、かかるのでそれなりの写真を撮りたいと思って出かけた。ベテランのカメラマンの方が、大きなカメラを構えているところは、効率が悪いそうで、初心者向きのところに案内していただいた。その上、とても親切にアドバイスしてくださったので、気持ちよく撮影することができた。

2006/2/15 オオタカ

オオタカ

今日は、赤い小鳥を探しに行くことにした。昨年は、ずいぶん見られたという公園でも今年は、なかなか見られないという。案外、近くにいるかもしれない。そう思って出かけたのだが、そんなに簡単に探せるはずがない。

赤い小鳥の代わりに、なんと目の前にオオタカが現れた。これには、さすがに驚いた。夢中になってずいぶんシャッターを切ったのだが、なかなか思うような写真は、撮れなかった。

2006/2/14 ルリビタキ

ルリビタキ

今日は、4月中旬並みの気温だそうでずいぶん暖かかった。今日は、どんな鳥に出会えるかしらと期待しながら目的地に向かった。緩い丘をゆっくり歩いていくとメジロの声がする。桜の木肌も「もうすぐ春ですよ。」と言うように真冬とは違って優しい色に見える。ほどなく現れた林にカメラマンの姿が見えた。

レンズの方角を見るとルリビタキが笑顔で「ようこそ!」と言っているかのように尾を振りながら出迎えてくれた。何枚か写真を撮らせてくれた後、くるっと向きを変えて「もういいでしょ。」と暗い林の中に姿を隠してしまった。

2006/2/13 ミコアイサ

ミコアイサ

今日は、風もなく暖かな一日だった。ミコアイサの写真が、いつも今ひとつなので今日の課題はミコアイサということで出かけることにした。目的地に着いてすぐ目に入ったのが木に止まっているアオサギだった。続いてウグイス。忙しい動きに振り回されているとカモたちが、急に騒がしくなった。何事だろうと思って場所を変えてみるとミコアイサやハシビロガモが慌てふためいて逃げ惑っている。猛禽が現れたのだ。一段落するとミコアイサが数羽、もとの場所に戻ってきた。ようやく池に平和が訪れたようだ。

2006/2/10 ミヤマホオジロ

ミヤマホオジロ

今日は、春を思わせるような暖かい一日だった。「コミミズクに会いたい、コミミズクに会いたい。」と願っていたら鳥と写真の先輩が案内してくださるという。朝、ポイントに立ち寄っていただいたが、コミミズクの姿もバーダーの姿もなかった。ミヤマホオジロにも会いたかったので、そちらのポイントにも案内していただいた。ここは、緩やかな丘や湖、小鳥のさえずりが絶えず聞こえる林や葦原がありここに来ると心が弾んでくる。入り口近くのピラカンサにメジロがたくさんやってきて赤い実をおいしそうに啄ばんでいた。ミヤマホオジロのポイントに行くとジョウビタキがさかんに愛嬌を振りまいていた。しばらく待つとミヤマホオジロが現れ「また来たの?」とでも言うように振り返った。

本命のコミミズクのポイントでずいぶん粘ったけれど今日も振られてしまった。

ホームページ「道端自然観察館」と相互リンクさせていただきました。

2006/2/7 鳥たちの広場に追加

冬の北海道で出会った鳥3種のご紹介です。雪の中でその白さが一層美しく見えたタンチョウ。ディスプレイのデュエットが今でも耳に残っています。白と黒のコントラストがとても美しかったオオワシ。北国の大空を舞う姿が目に焼きついています。海岸のテトラポットで朝日を浴びてじっとしていたオジロワシ。思い出の鳥たちです。

タンチョウ オオワシ オジロワシ

2006/2/6 カワウ

カワウ

昨年、ケアシノスリを撮り損ねたので、今年こそと願っていた。今年は、昨年と違う個体で白味が強くとても綺麗な個体が見られるという。久しぶりに車を走らせて目的地に向かったけれど、初日は空振り。二日目は、距離がありすぎて写真を撮ってみたものの証拠写真にもならない。

場所を変えて寒風の中、空を眺めていた。そこにカワウが隊列を組んで飛んできた。青空に繁殖期のカワウが美しく見えた。昨日撮った写真を改めて見ると一羽、一羽個体差がありカワウの美しさを見直した。

2006/2/5 ハチジョウツグミ

ハチジョウツグミ

この冬は、鳥達の飛来が少ないようだ。いつもは、数多く見られるツグミでさえ、なかなか見られない。いつもお世話になっている方から珍しいツグミが見られるという情報をいただいた。予定を変更してそのツグミに会いに行くことにした。なかなか姿が見られないのかと思っていたら人見知りしないようで堂々と枯葉の中で採餌している。その上、木にも止まってくれた。なんとサービス精神旺盛なツグミなのだろう。飛来して1週間くらい経つようだけれど、もうずっとここの住人のような顔をしている。「お名前は?」と尋ねると「私、ハチジョウ・ツグミなの」と教えてくれた。

2006/2/4 ハイイロチュウヒ

ハイイロチュウヒ

風は冷たいけれど、外の空気に触れると体がしっかりするような気がする。疲れているけれど今日も鳥撮りに出かけよう。鳥に関心を持つようになってからずいぶん世界が広がった。鳥たちとの出会い。そしていろいろな方々との出会い。だんだん深みにはまっていく自分の姿に自分でも驚いている。

1時間半ほど車を走らせて目的地に着いた。一面に広がる葦原。トビがたくさん飛んでいる。カメラを向けている人が3人。そのお仲間に入れていただいた。ミサゴが遠くの杭に止まっている。チュウヒも飛んだ。かなり離れたところにハイイロチュウヒの雄の姿がある。だんだんカメラマンが増えてきた。寒風の中、粘ってようやくハイイロチュウヒが飛んでくれた。

2006/2/2 今日も空振り

ノスリ

この冬、一番会いたいと思っているのがコミミズク。あちこちのブログやHPで羨ましいような写真ばかり目に入るけれど、なかなかチャンスが訪れない。念願かなって先日、見事な写真を撮られた方からお誘いいただいた。前日からそわそわしてよく眠れなかったのでフィールドに着いたときには少々疲れていた。コミミズクが遠くからそれを見ていたのかもしれない。私のタイムリミットまでには、姿を現してくれなかった。

コミミのフィールドの前に立ち寄った公園でサービスの良いノスリに出会ったので今日は、ノスリにモデルになってもらうことにした。

2006/1/30 冬の北海道

タンチョウ

1月27日から29日まで道東を訪れ厳冬期の北海道の風景を堪能してきた。初日は鶴居村・釧路湿原を中心に鳥達との出会いを楽しんだ。2日目は、霧多布岬やアゼチの岬、藻散布、火散布など雪に覆われた北国の大自然を思う存分味わうことが出来た。3日目は、霧多布湿原から風蓮湖まで足を伸ばし行けども行けども続く大雪原を走り続けた。3日間車を走らせ案内をしてくださった日高さん、ご一緒させていただいたSさん、Oさん、Kさんに心から感謝します。3日間の冬の道東の様子を「鳥たちの広場・番外編・冬の北海道」でご紹介します。

文一総合出版の「BIRDER.jp」と相互リンクさせていただきました。

2006/1/26 鳥たちの広場に追加

この冬の寒さは、ずいぶん厳しいように思います。どこでも鳥達の飛来が少ないと聞いておりますが、皆様の近くの公園や湖沼、河川などではいかがでしょうか。今回は、独特の鳴き声がかわいいコオリガモ、ようやく出会えたコクガン、迷鳥といわれるコスズガモ。この3種のご紹介です。

コオリガモ コクガン コスズガモ

2006/1/25 ハシビロガモ

ハシビロガモ

自宅から車で1時間余りのところに坂田ヶ池総合公園がある。キャンプ場や森の遊び場、つり橋、大きな滑り台もある。なにより嬉しいのは自然がたっぷり残っていることである。房総風土記の丘に隣接し野鳥観察所も設けられている。

今日は、穏やかなお天気になりそうなので久しぶりに坂田ヶ池に行くことにした。久しぶりの坂田ヶ池でたくさんの鳥たちに出会った。アオジ、ウグイス、ジョウビタキ、ルリビタキ、アカハラ、シロハラ、メジロ、ヤマガラ、ツグミ、カワセミ、ハシビロガモ、オオバン、コガモ、ダイサギ。確認できなかったがミコアイサも入っているという。メジロは10羽ほど柿の木に群れて時々小競り合いしながら柿の実を啄ばんでいた。池は結氷しているが一部凍っていないところにハシビロガモが固まって泳いでいた。それはまるで「おしくらまんじゅう」でもしているかのようでほのぼのとした気分にさせてくれた。

2006/1/24 氷上のオシドリ

オシドリ

この冬は、ずいぶん寒さが厳しい。冬鳥の飛来も少なくなんだか寂しく残念に思っている。もっとも豪雪の影響でコハクチョウやヒシクイなどが南下して関東地方でずいぶん話題になっている。先日の雪の日、雪景色でも眺めようと窓を開けたとき、コハクチョウが2羽雪の中を飛んでいくのを見た。

こんなに寒くなる前に見かけたオシドリはどうなっているだろう。なんだか気になって様子を見に行った。オシドリもカモたちも凍った池で元気よく遊んでいた。オシドリはどんぐりが大好物だということを今回、初めて知った。誰かが投げたどんぐりをアイスホッケーでもするようにカモたちと取り合いしている姿がなんとも可愛く楽しい気分にさせてくれた。

2006/1/22 雪の中のルリビタキ

ルリビタキ

昨日一日降り続いた雪もすっかりやんで今朝は青空が見えている。昨日、雪の中でなんとか鳥を撮影したいと思ったけれど水分を多く含んだ雪の中に出かけていく勇気がなくてベランダで雪景色を写しただけだった。

今日は、どうしても雪景色のなかに鳥を入れて撮りたい。朝からそわそわして足の向くまま、気の向くまま出かけることにした。 思いのほか、雪がたくさん残っているところにたどり着くことができた。鳥の声が聞こえる。コゲラ、メジロが木々を飛び回る。あたりは白銀の世界。1年前から夢に描いていた世界だ。「ここに赤い鳥が現れれば嬉しいな」と勝手なことを考えていたら青い鳥が飛んできてくれた。

2006/1/20 千葉のルリビタキ

ルリビタキ

前日、都内で出会ったルリビタキは、少し黒が混ざったようなブルーでオオルリを連想させるような色合いだった。そのルリビタキを一緒に撮影した方が、私の住む近くの町の公園にも綺麗なルリビタキがいると教えてくださった。早速、その公園に行ってみた。その公園を一回りしてみたけれどあまり人に出会わない。その上、藪の中で少し鳥の声がするくらいで鳥の姿もほとんど見かけない。ようやくコゲラに出会った。シジュウカラ、アオジ、シロハラが藪の中に見えた。しかしルリビタキはどこにいるのかまったくわからない。カワセミに大きなカメラを向けている人に恐る恐る尋ねて、ようやくルリビタキのポイントが分かった。

ポイントに近づくとカメラマンの姿が数人見えた。そのとき、なんと私の目の前に目指すルリビタキが現れた。すぐに何枚かシャッターを切った。今度は、ルリビタキがカメラマンの方に飛んで行ったので私の所からは見えなくなってしまった。抜き足差し足忍び足のスタイルで近づこうとすると一人の方が「こっちへ来て大丈夫ですよ。」と声をかけてくださった。急いで近づくとルリビタキが愛想良く出迎えてくれた。

2006/1/19 ルリビタキ

ルリビタキ

風は冷たいけれど青空がすっきりと広がり家にいても落ち着かない。家の用事を手早く済ませ今日も出かけることにした。うーん、どこにしようかな。風があるので海辺は諦めよう。久しぶりに都心の庭園に行ってみることにした。

お目当ては、ヤマガラとルリビタキ。私は人懐っこさとあの愛嬌ある顔のヤマガラが大好きだ。ルリビタキも案外人懐っこいところがあって楽しませてくれる鳥だ。まず最初にヤマガラに出会った。あまりに近くにきたので写真が撮れない。カメラにでも止まりそうな勢いで飛び回る。なんとも可愛いヤマガラだ。

少し場所を変えてしばらく待つとルリビタキが飛んできた。しかしヤマガラとシジュウカラが現れた途端すぐに姿を消してしまった。ヤマガラとシジュウカラが見えなくなってしばらくするとようやくルリビタキが姿を見せてくれた。「あっ!」「あの子だ。」他のところで見るルリビタキとちょっと色が違うのでとても印象深い。紛れもない去年会ったルリビタキだ。なんだかまだ環境に慣れていないようですぐに姿を消してしまうけれど大サービスで1枚ポーズをとってくれた。

2006/1/18 今日も空振り

マガモ

デパートのセールと一緒で鳥の情報は、初日が大切。すぐに行動を起こせれば良いのだがなかなかそうはいかない。昨日は、丸一日いたという鳥に会いに埼玉県まで行ってきた。昨日、彩湖で振られたが引き続き今日の鳥も空振り。冷たい風が吹きお目当ての鳥に会えないとなると一層風が身にしみる。大きな池には、アメリカヒドリ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、マガモがゆったりとくつろいでいるかのように見える。マガモの緑が太陽の光を浴びてとても鮮やかに見える。緑に見えたり青く見えたりとても綺麗だ。マガモがこんなにたくさんまとまっているのを見るのは珍しい。今日は、マガモくんがモデルになってくれた。

2006/1/17 カワラヒワ

カワラヒワ

朝起きてみると雨だった。天気予報と違うのでがっかりして鳥撮りは諦めることにした。しかしパソコンに向かっていると窓からぱっと光が差し込んできた。いつの間に雨があがったのだろう。写真の整理は後回し。やっぱり外がいい。カメラを持って出かけることにした。

行き先は彩湖。首都圏の水がめとして重要な役割をはたしているところだ。西浦和駅から歩いて20分。土手の上に立つと風が強く帽子が吹き飛ばされそうになる。遠くにヨシガモが見えた。カンムリカイツブリはたくさんいる。しばらく歩いて被写体を探すがなかなか見つからない。今度はユリカモメがたくさんいる方に歩いてみた。やっぱりお目当ての鳥はいない。諦めて帰ろうとしたとき目の前の木にカワラヒワが止まってくれた。モデルになってくれたカワラヒワさんに感謝!

2006/1/13 タシギ

タシギ

久しぶりに浮島方面に出かけた。2年前迷鳥オオキアシシギを見るために何回か訪れたことがある。鳥に関心を持つようになって間もないころだったのでとても印象深い所だ。

昨日の暖かいお天気とは打って変わってどんより雪でも降りそうな寒い日となった。車の温度計を見ると外気は3℃。外に出てカメラを持ってみたけれど寒くてすぐに車に戻った。牛舎の近くのハス田に行ってみると懐かしいオオハシシギが9羽、一生懸命採餌している。近くにはタシギもいてこちらも一生懸命採餌している。顔を上げる瞬間がなかなかないので写真を撮るのが難しい。タシギが一生懸命採餌しているところをご覧ください。(写真の上にマウスを持っていってください。)

2006/1/11 ミヤマホオジロ(その2)

ミヤマホオジロ

久しぶりにたくさんの鳥たちに出会えた嬉しさは格別である。昨日撮った写真を整理しているとたくさん撮った写真の中にいくつか面白いものがあった。そのうちのひとつがこの写真である。ミヤマホオジロがまるでエプロンをしているように見える。赤ちゃんがよく使うよだれかけみたいだ。鳥たちは見る角度によっていろいろな表情を見せてくれる。それが楽しくまた嬉しくてだんだん深みに入っていっているようである。

2006/1/10 ミヤマホオジロ

ミヤマホオジロ

この冬の鳥の少なさには、がっかりしていたけれど今日は一度にどっと鳥たちに出会えて湧き立つような気分を十分味わうことができた。出会った鳥は、アオジ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロ、クイナ、ノスリ、カワセミ、モズ、シロハラ、その他水鳥数種。何といっても一番嬉しかったのは、2年越しの念願だったミヤマホオジロに会えたことである。この鳥が人気のある理由が、この眼で見てはっきりとわかった気がする。今日の撮影にお誘いくださった鳥友に心から感謝しながら帰路についた。

2006/1/8 アオジ

アオジ

久しぶりに近くの公園に出かけた。昨年は、この公園でミソサザイやトラツグミに初めて出会いとても感激したのを鮮明に覚えている。日曜日の午後というのにほとんど人がいない。ということは鳥もいないということになるのかしらと思いながら公園内をゆっくり歩く。いくつかの鳥の声が聞こえてくる。「あっ!」「アオジだ!」今シーズンになって声を聞くばかりでなかなか会えない鳥である。すぐ目の前の木に静かに止まってくれた。アオジさん、ありがとう。写真を撮らせてくれて。

2006/1/5 ナポレオン

ヨシガモ

初めてヨシガモに出会ったのは、近くの公園だった。草木が芽吹く季節に緑の帽子が良く似合う綺麗な鳥を見てしばらくその場を動けなかったことを懐かしく思い出す。近くにはカルガモのヒナもいてその可愛らしさにも心奪われた。

手賀沼の九羽のコブハクチョウに出会ったのが、写真を撮るきっかけでありHP「九羽の白鳥」のスタートでもある。それとほぼ時を同じくしてヨシガモやカルガモのヒナに出会い鳥たちに大きな関心を持つようになったのだった。あのときヨシガモの別名は「ナポレオン」と近くにいる方に教えていただいた。ふらっと立ち寄った公園で緑の帽子の良く似合う「ナポレオン」を見つけ思わずシャッターを切った。旅立つ頃には、この緑の帽子がもっと立派になって「紳士ナポレオン」になっていることだろう。

2006/1/4 初撮り

コスズガモ

今年の撮り初めは、どんな鳥になるかしらと淡い期待を抱きながら新しい年を迎えた。なんと嬉しいことに「コスズガモ」が見られるとの情報をいただいた。なんだか夢をみているみたいだ。そう思いながら目的地に向かった。すでにたくさんのカメラマンが大きなカメラを湖面に向けていたので、ほぼの位置は検討がついたが、なにしろ初めての出会いの鳥だからとても緊張する。ベテランのウオッチャーの方に教えていただいてようやくカメラを向けることができた。眠っていることが多いのでなかなか写真は難しかった。

2006/1/3 鳥たちの広場

新しい年を迎えました。今年は、どんな鳥に出会えるでしょうか。とても楽しみです。昨年出会った鳥の中から6種 ウミアイサオオタカオジロビタキカワアイサミヤコドリヤマシギ のご紹介です。

ウミアイサは諦めて帰ろうとしたときに出会い、反対にカワアイサは、目的地についてすぐに出会った鳥です。オジロビタキが鳴き声と共に姿を現したとき本当に可愛らしくてどきどきしながら撮影したことも、ミヤコドリがあまりに近くで見られた嬉しさでシャッターを押す手が震えたことも懐かしい思い出です。ヤマシギは、ご親切な方にご案内いただきとても恵まれた条件で撮影させていただきました。

それぞれの鳥に初めて出会った瞬間は本当に感慨深いものです。今年もたくさんの鳥たちに出会いたいと願っています。

ウミアイサ オオタカ オジロビタキ

カワアイサ ミヤコドリ ヤマシギ

2006/1/1 新春のご挨拶

オジロビタキ

昨年は、我孫子市に飛来したコウノトリを初め、珍しい鳥、かわいい鳥、身近な鳥などたくさんの鳥達との出会いがありました。それと同時に自然を大切にし鳥を愛する方々とのたくさんの出会いがありました。たくさんの方々のお力をお借りしてHP「九羽の白鳥」の更新を重ねることができました。本年も皆様のお力添えをいただきながらほのぼのとした雰囲気のHPが続けられるよう頑張ってまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

hideo-yさんのHP「tori Tori tori」と相互リンクさせていただきました。

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