九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年6月) > 2010/6/2
渓流に生息するカワガラス。今まで何度か出会ったことがある。一番ゆっくり観察出来たのは、奥日光の湯滝付近である。そのとき、カワガラスのさえずりも初めて聞いた。シマフクロウの撮影で羅臼を訪れたとき、宿の前を流れる川でもカワガラスに出会った。ひとりで行った軽井沢。シーンと静まり返った雪の道を鳥との出会いを期待して一人歩いた。とうとう鳥には出会わず、川のところに辿り着くと、カワガラスがさっと飛び去った。あのとき、ヤマセミにも出会った。
今回訪れた高原では、カワガラスの幼鳥に出会った。お腹のところが、点・点・点とホシガラスを連想するような色合いで、可愛らしいという印象があった。まさに渓流で出会ったカワガラス。その奥では、ルリビタキも飛んでいた。静かな高原の朝のひとこまである。