タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

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[ ミソサザイ ]

ミソサザイ

2010/6/13 初夏の信州

初夏の信州 日本で一番小さい鳥のひとつと言われるミソサザイ。小さな体に似ず、かなりボリュームのある声でさえずる。せせらぎの聞こえる山道を歩きながら、♪ピピピ チュイチュイ チョチョ チュリリリリ♪の声が聞こえてくると疲れも吹き飛んで急に元気になるから不思議だ。まだミソサザイの正体を知らないころ、一体この声の持ち主は、どんな姿なのだろう?と想像をめぐらし楽しんだものだった。 今回、初夏の信州で出会ったミソサザイは、一心に苔を集めていた。巣作りの準備である。あの小さな体のミソッチが、口いっぱいに苔を集めている姿は、胸打つものがあり、写真の構図を考えている余裕がなかった。あのミソサザイは、どんなマイホームを作ったのだろう?

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