九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年6月) > 2010/6/22
♪フィチイ フィチイ ホイホイホイ♪薄暗い杉林の中から聞こえてくるのは、あの「月・日・星」の三光鳥。毎年、6月になると、サンコウチョウに会いたくなる。それは、あの神秘的な声によるものだろうか。それとも、長い尾をひらひらさせて薄暗い林の中を飛び回る天女のような舞い姿によるものだろうか。
今シーズンも、何とかサンコウチョウに会いたくて出掛けたが、声はすれども姿が見えず。杉の葉の陰に長い尾だけが見えた時、「ああ、やっとサンコウチョウ。」と思ってほっとした。そのサンコウチョウが、逆光の位置に一瞬とまってくれた。青いアイリング。それは、いつ出会ったときでも、心ときめかせてくれる色である。