九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年6月) > 2010/6/26
下サロベツ原野で、良く見かけるのが、ツメナガセキレイである。2年前の4月、与那国島で初めてツメナガセキレイに出会った。牧場の土くれの上にとまったツメナガセキレイ。鮮やかな黄色が印象的であった。そして、同じ年の6月に下サロベツ原野で、コバイケイソウにとまったツメナガセキレイに出会った。南の島で出会ったツメナガセキレイを、今度は、北の大地で見る機会が巡ってこようとは!
越冬地と繁殖地。違った環境で、鳥の表情もまた異なって見える。今回「初夏の北海道」二日目に、またコバイケイソウにとまったツメナガセキレイに出会うことが出来た。下サロベツ原野では、灌木にとまった姿やアヤメを背景に、あるいは沼を背景にと様々な姿を楽しませてくれたツメナガセキレイ。今度出会えるのは、いつだろう?