九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年6月) > 2010/6/28
6月20日の午後、下サロベツ原野を訪れ、ツメナガセキレイ、ノビタキ、アカエリカイツブリなどとの出会いを楽しんだ後、明日の予定であった豊富町のサロベツ原生花園にも回ることになった。もう少しゆっくり下サロベツ原野での探鳥の時間が欲しかったが、明日は、雨が予想されるとのことで、移動することになった。
サロベツ原生花園で出迎えてくれたのは、オオジシギである。おそらく皆の期待は、シマアオジであろうが、そう簡単には姿を見せてくれない。この日の宿は、豊富温泉であった。
翌早朝、サロベツ原生花園へと向かう。早速、オオジシギの賑やかな声が聞こえてくる。昨日、下サロベツ原野では、遠くに見たコヨシキリが、今朝は、近くで囀っている。あちらからもこちらからも聞こえてくるのは、コヨシキリ。そして飛び交っているのは、ノビタキとツメナガセキレイ。
コヨシキリは、住まいの近くのフィールドにも飛来しているが、北の大地で出会うとコヨシキリの表情が違って見えるから不思議である。そして、その声までもが、新鮮に聞こえるのは、私だけであろうか。