九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年6月) > 2010/6/30
豊富町サロベツ原生花園は、幌延原生花園に比べると観光客の出入りが多く、観光バスが次々と到着し、賑やかである。このサロベツ原生花園では、今では、個体数が激減したといわれるシマアオジが観察出来ることがある。運が良ければ、撮影も可能というわけである。今回、私は、シマアオジとの出会いに執着心があまりになさすぎたのか、遠い遠い世界でさえずるシマアオジをスコープを通して見せていただいて満足してしまった。そのため折角の撮影の機会を逸してしまったようだ。運の良い方は、かなり近い距離で撮影出来たそうである。
その代わり、マキノセンニュウが、近くで囀る姿をたっぷり楽しませてくれ、ゆっくり撮影することが出来た。2年前の6月に訪れたときも、マキノセンニュウは、何度か姿を見かけていたが、今回は、かなり近くでじっくり観察出来たことが何より嬉しく、深く心に残る思い出となっている。