九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/6
春先、近くの公園を散歩していると、スィーと飛んでいる鳥を見かけることがある。ああ、もうこんな季節になったんだなあ!そう感じさせてくれる鳥。季節を感じさせ春の訪れを告げてくれる鳥。それは、ツバメ。
田んぼの稲が、日毎に青さを増してくるころ、ツバメは、熱心に巣作りを始める。道端に落ちている小さな藁のようなものをくわえ、次に水溜りなどで濡れた土を集めて、何度も何度も、この動作を繰り返す。
先日、道の駅で休んでいると、ツバメがスズメを猛烈な勢いで追いかけていた。どうやらスズメがツバメの巣を横取りしようとしたらしい。スズメがツバメの巣を奪ったり、ツバメがツバメの巣を横取りすることは、よくあることらしい。
秋風が吹き、南の国に帰るころまで、ツバメたちの子育ては、まだまだ続く。