九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/8
夏の暑さを感じるようになると、アジサシのシーズンの到来である。アジサシに関心はあるものの、何分にも暑いさなか、砂浜をアジサシを求めて歩くのは、なかなか体力のいることである。先日、ベニアジサシに出会ったときは、暑さもまだ本格的ではなかったので、教えていただきながら、あっさりご対面となった。
今日は、ハジロクロハラアジサシに会いたくて九十九里浜まで出掛けた。コアジサシは、たくさん飛んでいて、「青空にコアジサシ」の姿をずいぶん楽しませてくれた。スコープの方と並んで遠くのコアジサシの群れを眺めるが、何分にも距離があり、もやっていて、しばらく眺めていると頭がくらくらしてきた。クロハラアジサシは、何とか見つけることが出来たので、引き上げることにした。
コアジサシを眺めながら、引き返そうとしたとき、砂浜のコアジサシの群れの中に、頭の真っ黒なアジサシが目に入った。ハジロクロハラアジサシ!6年前に谷津干潟で、出会って以来である。暑さも忘れ、嬉しさが込み上げてきた。
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