九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/15
ツバメの思い出をいくつかご紹介させていただいたので、もうひとつ今回は、ヒメアマツバメ。昨年、その姿さえ、はっきり見ることが出来なかったすばしっこい鳥である。ビューンと飛んできていきなり巣の中に飛び込むのである。
今年も会えるかなという淡い気持ちで出掛けたのだが、何と「ジュリリリリ」という声と一緒に、7~8羽のヒメアマツバメが、いきなり飛んできたのには、少なからず驚いた。そして「ジュリリリリ」と鳴きながら辺りを旋回している。何とか1枚カメラに収めようと悪戦苦闘するが、ファインダーにその姿を入れられない。私のすぐ後から来られた女性が、カシャカシャカシャカシャと何枚も何枚も連写している。私の気持ちは焦るばかり。とうとう青空のヒメアマツバメは、1枚も撮影出来なかった。
後で、その女性に使用機材をお聞きすると、マクロレンズだとのこと。「今度いらっしゃるときは、短いレンズでどうぞ。」とのアドバイス。なるほどなるほど。ヒメアマツバメの思い出のひとこまである。