九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/18
宮古島を訪れるにあたり、一番会いたかった鳥が、リュウキュウコノハズクである。以前、奄美大島を訪れたとき、ナイトウオッチングで♪コホォッ コホォッという鳴き声は、間近に聞くことが出来たのだが、とうとう姿を見ることの出来なかった鳥なのである。鳴き声だけではなく、姿も見たいという思いが、私の中でくすぶり続けていたリュウキュウコノハズク。宮古島では、昼間でも観察出来ると聞いて、心が躍った。
そのリュウキュウコノハズクを教えていただいて初めてファインダーに入れたときの嬉しさは、決して忘れることがないであろう。さらに嬉しいことに、宮古島滞在中に3個体のリュウキュウコノハズクを観察することが出来た。フクロウ科の鳥は、心惹かれるものであるが、初めての出会いというものは、殊更印象深く、宮古島の暑さを忘れさせてくれるほど新鮮で感動的であった。