タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

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カラスバト

2010/7/20 宮古島とりどり旅行記

今日、暑さの中、久しぶりに田んぼめぐりをした。まだ秋の渡りには、早いと思ったが、もしかしての期待が少々あったからである。結果は、いわゆる休耕田が姿を消し、行けども行けども緑、緑、また緑の稲田である。その中で、やっと出会えたのが、ムナグロ10数羽、コチドリ、イソシギ、アマサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、セッカ、カワラヒワ、ヒバリなどであった。

今日は、宮古島で出会った鳥の中からカラスバトをご紹介したい。

カラスバト。日本のハト類の中では、最も大きく、全体に黒っぽいので烏鳩と命名。羽毛は、青、緑、紫の光沢があり美しい。と山渓名前図鑑「野鳥の名前」にある。

そのカラスバトに初めて会ったのは、2006年7月に奄美大島を訪れたときのことである。確かに黒っぽくて大きかったが、頸の周辺の緑がかった光沢が印象的であった。次に出会ったのは、三宅島。距離はあったが、青い海原を背景に枯れた木にとまった姿が、今でもくっきり目に焼き付いている。

宮古島では、逆光であったが、ずいぶんゆっくり木にとまってくれた。今回は、黒くて大きいという印象が強かったカラスバト。名前の由来に妙に納得する出会いであった。

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