九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/23
そろそろ秋の渡りが始まってくるころだろうか。春の渡り、秋の渡り。シギ・チを求めて田んぼ巡りをするとき、出会いたい鳥のひとつがツバメチドリである。稲敷方面で、いとも簡単に出会った人もいるし、柏周辺で出会ったという話も聞いている。しかし、私は、住まいの近くでは、なかなか出会うことがない。
初めてツバメチドリに出会ったのは、2006年7月に訪れた奄美大島の畑である。2年前に訪れた与那国島では、牧場に降り立ったツバメチドリに出会った。
今回、宮古島では、ツバメチドリの親子を間近に観察することが出来た。ツバメチドリの幼鳥いや雛と呼ぶべきだろうか。何とも可愛いその姿に心奪われた。ほんの一瞬であったが、親鳥が雛に給餌するシーンも見られたし、親鳥が必死で偽傷行為をする場面もあった。ツバメチドリの親子の愛。忘れられないひとこまである。