九羽の白鳥 > とりどり日記(2010年7月) > 2010/7/27
青葉・若葉の頃に飛来するアオバズク。いつも飛来を楽しみにしていたアオバズクが、今シーズンは、アクシデントがあり、残念ながら会えない。親切な方が、アオバズクが観察できるところを何か所か教えてくださったのだが、出掛けるのを躊躇しているうちに時期を逸してしまった。
今回、宮古島で奄美諸島以南に留鳥として分布するリュウキュウアオバズクに出会った。最初に出会ったのは、両親と雛2羽である。高い木の上にいて、私たちがレンズを向けても、動かずにじっとしている。私は、教えていただいてレンズを向けるだけなのだが、それでも撮影場所を変えるとアオバズクがどこにいるのかわからなくなってしまう。最初に鳥の存在に気づく人は、凄いなあといつも感心している。
リュウキュウアオバズクは、他にも2か所で観察することが出来た。九州以北に渡来するアオバズクは、夏鳥であり、例年楽しみにしているが、今年は、留鳥であるリュウキュウアオバズクをゆっくり観察する機会に恵まれた。