赤い鳥には、心惹かれる。その中でも、特に会いたい鳥が、オオマシコ。4年前、筑波山で出会ったときは、夢見心地でシャッターを押したものであった。ハギの実を啄んでいる姿が、何とも愛おしくて、いつかまた会いたいと願っていた。
その願いが叶い、オオマシコの群れを見ることが出来た。バラ色というのだろうか。オオマシコ♂成鳥のあの赤い色は、本当に魅力的で、胸元の白は、お洒落なレースのように見える。オオマシコが目の前に群れとなって現れたときは、どきどきしてしまった。うーん。どのオオマシコを撮影しようかな?などと贅沢な考えが、頭をよぎった。嬉しく胸弾むひとときであった。