1月11日~13日まで、真冬の道南を訪れ、鳥たちとの出会いを楽しんできた。今まで、北海道を訪れる機会は、何度かあった。特に鳥に関心を持つようになってからは、四季を問わず、北海道を訪れ、その折々の出会いに心癒され、活力を頂き、日々の糧としてきた。今回、私が、一番期待したのは、寒さが一段と厳しい時期に北の大地で出会う小鳥の姿であった。
初日は、函館空港にお昼ごろ到着。海岸沿いを走るとほどなく、コクガンの姿が見えてきた。コクガンは、非常に警戒心の薄い鳥で、すぐ近くで作業をしている人がいるにもかかわらず、20羽ほどの群れで、採餌したり、ゆったりのんびり泳いでいる。海岸沿いに恐らく100羽以上のコクガンの姿を見たのではないかと思うほど、コクガンは多かった。時折、雪が舞う中、出会ったコクガンは、千葉や神奈川で出会ったコクガンとは、また趣が違い、旅の思い出として忘れ難いものとなった。