九羽の白鳥 > とりどり日記(2011年1月) > 2011/1/27
今シーズン、あちこちで飛来のニュースを耳にする鳥のひとつが、マヒワである。晩秋の頃、マヒワ飛来の鳥だよりを耳にしながら、なかなか、出会いの機会が巡ってこなかったが、ひとたび出会うと、不思議なもので、その機会は、何度も巡ってくる。
葦原から川沿いの木に飛んでとまった鳥がアオジかと思ったのだが、どうも黄色味が強い。よくよく見てみると、それはマヒワだった。群れで見るよりも、たった1羽のマヒワを一人で見ている感激は、何とも表現しがたい。殺風景な川岸で、ほんのひととき、嬉しく胸弾む出会いであった。