タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

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[ アオジ ]

アオジ

2011/4/2 沼のほとり

四月を迎え、一段と春らしさを感じるようになってきた。花曇りというのだろうか。今朝は、曇りがちのお天気。自宅近くの桜通りは、まだまだ蕾が固い。桜の開花宣言があったのだから、どこかで桜が見られるかもしれない。そう考えながら沼のほとりに向かった。

久しぶりに沼のほとりをゆっくり歩く。沼は、いつ訪れても温かくゆったりとした風情で迎えてくれる。最初の出会いは、タネツケバナのところにいるムクドリとスズメ。珍鳥ではない、ごくごく普通の鳥を、自然にそして鳥の表情を豊かに撮影したいと最近、思うようになってきた。

葦原のところでは、アカハラが動いている。みずみずしいクレソンのところを、さっと横切って、すぐに姿が見えなくなったのは、クイナ。あれほどたくさんいたオオジュリンも流石に姿が見えない。アオジは、何羽も見かけた。シダレザクラにとまったところを撮影したかったのだが、枝かぶりで何とも残念。代わりにヒヨドリが飛んできて大サービス。コブハクチョウも2羽、元気良く飛んで行く。沼のほとりは、実に静かだ。

九羽の白鳥