ここのところの暖かさで、桜の開花が、一気に進んでいるようである。いつも利用している駅前の桜が、今朝は、満開。ソメイヨシノの柔らかい色合いが、ふんわりと優しく、何とも言えず、心安らぎ、ほっと出来る空間を作ってくれている。
桜のたくさんある公園に出掛けようか、それとも土手沿いを歩いてみようか。迷った末、土手沿いを歩いてみることにした。土手には、菜の花やカラスノエンドウ、ヒメオドリコソウなど春を告げる野の花がたくさん咲いている。土手では、ヒバリやツグミをたくさん見かけた。
さっと目の前を横切ったのは、オジロビタキ。この愛らしい顔は、みんなの人気者。芽吹き始めた木々を飛び回り、愛嬌を振りまいている。別れの日も近づいているようだ。アオジも近くに姿を見せてくれた。土手には、春がいっぱいだった。