今日は、風の強い一日だった。折角、咲いた桜の花も、この風で散ってしまわないかと、内心冷や冷やしている。例年より1週間~10日遅いと言われている桜の開花だが、花をめで、桜の花に集うスズメ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラなどをゆっくり楽しみたいものである。
昨日、土手の方から飛んできて、川沿いの木にとまった鳥がいる。ファインダーをのぞくと、どうやら換羽中の鳥らしいということがわかった。しかし、見慣れない鳥だ。数枚、シャッターを押したところで飛ばれてしまった。画像を見直してみると、どうやらタヒバリらしい。でも、もしかして珍しい鳥かもしれないとの淡い期待から、専門の方にお尋ねすると「ほとんど、夏羽ですが、冬羽から夏羽へ移行中で少し羽が抜けている個体です。」と教えていただいた。
いつも田んぼで出会うタヒバリ。木にとまったタヒバリを見るのは、初めてであった。ささやかな出会いであるが、嬉しい出会いであった。