1か月ほど前から、気になっているツルシギに会いたくて、久しぶりに茨城方面に向かった。道路の状況は、通行止めになっていた橋が、通行可能になっていたが、今なお、注意深く運転しなければならない箇所が多数ある。昨年の夏、知人を案内してすいすい走っていた道路の中央が1m近くも盛り上がっているところがあり、地震の大きさを改めて知るところとなった。
ツルシギには、運よく、すぐに出会えた。6羽いるとの情報をいただいていたが、最初5羽しか見当たらず、1羽は、どうしたのかしらと心配していたところ、どこからともなく飛んできた。6羽のツルシギは、熱心に採餌したり、羽づくろいしたり、久しぶりにツルシギの姿をじっくり観察することが出来た。
しかし、オオハシシギやエリマキシギなどとの出会いも少なからず期待していたのだが、ずいぶん探し回っても、結局、姿を確認することが出来なかったのは、誠に残念である。
何より嬉しかったのは、田んぼに水が入り、田植えの済んだところも、ずいぶん見かけたことである。液状化で田植えも出来ない農家があると聞く。米どころ茨城の田んぼに黄金の穂が一面に揺れる日がくるよう願っている。