朝から降っていた雨が、お昼すぎに上がった。今日は、家でゆっくり休養の予定であったが、雨の後の太陽を見ると、急に出掛ける気持ちが湧いてきた。
行先は、沼のほとり。例年、この時期、気になるのは、ヨシゴイとサンカノゴイ。現地に着いて土手に上がると、手招きして呼んでくださる方があり、急いでそちらに向かう。3名の方が、田んぼの方にレンズを向けている。「いますよ。」と教えてくださる方角を見ると、目の前の田んぼにサンカノゴイの顔が見える。
土手から、こんなに近い距離で見るのは、初めて。ところが、さらに驚いたことに、そのサンカノゴイが、もっと近づいて、手前の葦原にとまって、辺りの様子を伺い始めた。今まで、サンカノゴイを見たことは、何回もあるが、土手から、こんなに近い距離で、ゆっくり観察出来たのは、初めて。雨上がりの嬉しい出会いであった。