雨の降る日は、画像の整理。せっせ、せっせと画像の整理。「どうしてこんなにブレテルの?」「どうしてここに小枝があるの?」ぶつぶつと独り言をつぶやきながら削除を繰り返す。過去の思い出に浸りながら、なかなか捨てきれなかった画像を削除する。
5月の高原で出会ったのは、ミソサザイ。あの小さな体で、あれほど素晴らしい声量の持ち主。一体どうして、あんなにパワフルなのだろう。鳥との出会いの極端に少なかった白駒池を歩いたときも、ミソサザイの声だけは、樹間に響き渡っていた。6月の高原でも高らかに歌を歌い続けているのだろうか。