6月は、葦原の鳥たちを楽しむとき。一番出会いが多いのが、オオヨシキリ。今朝もひととき、沼のほとりを回ってみると、♪ギョギョシギョギョシの声が響き渡っていた。しかし、ひと頃より、その声は、少なくなったような気がする。
そして一面に緑色が広がる水田から、1羽の鳥が飛び立って葦原に向かって飛んで行った。それは、田んぼに餌取りに来ていたヨシゴイだった。♪ヒッヒ ♪チャチャ ♪チャチャのセッカの声も響き渡っている。
先日、もうひとつの沼のほとりで出会ったのは、コジュリン。♪チョッピ チュリリリ ピッの声は、聞こえず、時折、囁くような小さな声がするだけ。♪チョッピ チュリリリ ピッと囀るコジュリンとは違って、何とも可愛らしい雰囲気のその姿は、新鮮で、新種の鳥に出会ったような感動を覚えた。