緑陰の恋しい季節となった。木陰に入れば、風も通り、過ごしやすいのだが、梅雨とは思えないほどの太陽の輝きに、私は少々戸惑っている。
今日、久しぶりにツミに出会った。猛禽の中でツミは、街中で見られる可能性の高い鳥である。私は、東京、神奈川、千葉の大きな団地の近くでツミに出会ったことがある。何故、人家の近くにツミは営巣するのだろうか。ツミの近くには、必ずオナガが営巣するし、ツミの響き渡るような独特の声を聞けば、ツミの居場所を類推するのは比較的容易である。
春先、ツミの声を聞くと、1年の時の流れを実感する。