タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

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[ ダイサギ ]

ダイサギ

2011/6/25 水無月の田んぼ

6月22日の夏至の日は、急に夏の暑さになって戸惑った。その暑さが3日ほど続き、相当体力を消耗したような気がする。今日は、雨が落ちて来そうな気配であったが、ずいぶん涼しくなって、ようやく出掛ける気持ちになった。目指すは、一番馴染みの田んぼである。

行けども行けども緑・緑・緑の世界。人に会うこともなく、実に静かな田園風景である。最初に出会ったのが、カルガモの雛。しかし、稲の苗が伸びて、その間を縫うように進むカルガモの姿は、あっと言う間に見えなくなってしまった。ヒバリは、時折飛んで、田んぼの畦に降りる。

チュウサギとダイサギが降りている田んぼがあった。時折、飛んで、また元の田んぼに舞い降りる。ダイサギの目もとを見ると婚姻色のようだ。そのダイサギが、ブルブルブルッと体を震わせた。白い羽がふんわりして、とても綺麗に見えた。

九羽の白鳥