7月も半ばを迎えると、気になるのが、田んぼのシギ・チ。秋の渡りが始まるには、少し早いのだが、まずは休耕田を探すことから始まる。暑さの中ではあるが、田んぼを回ってみることにした。
緑・緑・緑。田んぼは、緑一色で覆われている。行けども行けども緑の世界だ。それは、暑さの中では、嬉しい色合いなのだが、これでは、シギ・チの姿を望むべくもない。こちらが望むのは、水の入った休耕田である。
散々探し回って諦めかけた頃、やっと苗をまだ植えたばかりらしい田んぼに辿り着いた。そこには、コチドリが十数羽。嬉しい嬉しい出会いであった。コチドリの姿を確認出来れば、これから大いに期待出来る。シギ・チの渡りが楽しみになってきた。