タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

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[ オオジシギ ]

オオジシギ

2011/8/28 田んぼの思い出

吹く風に陽の光に秋の気配を感じるようになった。例年より遅く鳴き始めた蝉も去りゆく夏を惜しむかのように一心に鳴いている。1本のケヤキの木を見上げると、たくさん蝉がとまっている。毎朝、微笑みかけるように花をつけ楽しませてくれた朝顔も、少し寂しげだ。

この夏、田んぼ巡りをしてオオジシギに出会う機会が4回あった。数年前まで、田んぼで見かけるジシギは、すべてタシギと思っていたのだが、時期、環境、顔立ちなど、じっくり観察するようになって、少しずつだが、わかるようになってきた。この日出会ったジシギは、第一印象は、オオジシギ。草の間からわずかに顔をのぞかせた姿は、紛れもなくオオジシギと思ったのだが、採餌を始めた場所が、水のたっぷりあるところ。う~ん。と悩んでしまった。

撮影は、8月15日。改めて画像を見直し、専門の方に教えていただきオオジシギと判明。何だか胸のつかえが下りたようで嬉しい。

九羽の白鳥