空の色も日差しもすっかり秋らしくなってきたが、まだまだ暑さを感じる今日この頃である。東京近郊の公園では、そろそろ秋の渡りの鳥たちが、姿を見せ始めた所もあると聞く。
この夏も、ずいぶん田んぼ巡りをしたが、その田んぼの近くで、思いがけず珍しい鳥に出会った。マダラチュウヒの若。チュウヒには、何度か出会ったことがあるのだが、チュウヒは、個体により色々でなかなか難しい。猛禽に疎い私は、マダラチュウヒの価値をあまり理解していない。それでも、かなり珍しいらしいということが想像出来た。はるかかなたを飛ぶその鳥を400mmレンズで撮影しようというのだから、かなり厳しい。それでも背中を押してくださる方があり、貴重な経験を出来たと感謝している。夏の思い出のひとこまである。