まだまだ暑さを感じる今日この頃であるが、田んぼを渡る風は、心地良い。稲刈りが順調に進み、黄金色の稲穂が揺れる田園風景から、稲ロールがあちこちに見られる光景に変わってきた。野焼きした田んぼもところどころ見られ、黒々としている。コンバインの近くのまだ刈り入れの済んでいない稲田にチュウサギが、数羽乗って、秋の風情を楽しんでいるようにも見えた。
田んぼを回ってみると、タカブシギが数羽、目に入った。そのタカブシギの近くに頭部が赤褐色の綺麗なウズラシギがいる。実に綺麗なウズラシギだ。しばらくすると水浴びもして羽をぶるぶるさせていた。まだまだ田んぼのシギ・チは、楽しめそうである。