10月に入り、低調だった田んぼのシギ・チに変化が見られ、活気を帯びてきているような気がする。一昨日、田んぼ巡りをしているとき、素早く飛んで行く鳥がいた。ほんの一瞬だったので、すぐに姿を見失い、また、近くの田んぼを回っていると今度は、ツルシギが飛び立った。ツルシギは、全部で5羽いて、かなり頻繁に場所を変えているようであった。田んぼの奥には、脚を痛めたらしいツルシギの姿も見られた。
しばらく蓮田を回っていると、また素早く飛んで行く鳥がいる。紛れもないツバメチドリだ!車から降りてツバメチドリの飛翔を眺めていると1羽が着地した。耕された田んぼに降り、少し目を離すとどこにいるのかわからなくなってしまう。土の色と同化してツバメチドリを見失いそうになる。気がつかなかったが、その田んぼには、少なくとも5羽、着地していたようであった。まだまだシギ・チとの出会いは続く。