秋の渡りの途中、東京近郊の公園を通過する小鳥たち。羽を休めにしばし立ち寄る。9月の半ば頃から見られているようだが、しばしば足を運ぶわけではないので、なかなか出会いの機会に恵まれない。それでもキビタキ、エゾビタキ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、コサメビタキと思われる個体を見かけた。
先日は、キビタキ♂を同時に2個体見る機会に恵まれた。1羽は、お腹がオレンジ色がかって、とても美しいのだが、なかなかその美しさを思うような角度で撮影させてくれない。もう1羽は、まだ黄色味が淡く、下腹部は、白色であった。ルリビタキの瑠璃色が年を重ねて美しさを増すように、キビタキもやはり黄色味が濃くなるには、それなりの時間を要するのであろう。ノゴマが立ち寄っているところもあるようだ。秋の渡りもいよいよ大詰め。