秋晴れ。すっきり爽やかな青空にススキの穂とセイタカアワダチソウの黄色い花が一層、秋の雰囲気を演出している。道端では、ところどころにコスモスの淡いピンク、濃いピンクの花が揺れて、何とも長閑な田園風景である。しかし、鳥の姿は、本当に少ない。
先日、蓮田を回った帰り道、思いがけずオオタカの若に出会った。鳥が少ないと思うのは、私だけなのだろうか、オオタカは、しっかりチュウサギを捕食し、食事中であった。チュウサギには、何とも気の毒であったが、「命」という重いテーマを目の前にして不思議な感動が込み上げて来た。親離れをし、しっかり逞しく生きる術を身につけたオオタカの若。大自然では、色々な出会いが待っている。