秋晴れの日が続いている。日中は、気温が上がるが、朝の空気は、ずいぶん冷え冷えとして寒い。朝の散歩で出会ったのは、ホオジロ、柿の木にとまったハシブトガラス、電線にとまったチョウゲンボウ、わずかに紅葉した木にとまったアオサギ、青空を飛ぶタゲリ、賑やかに鳴くモズ、ホバリングするノスリなどであった。
昨日、2か所の蓮田でオオハシシギに出会った。数日前には、1羽だけだったのだが、昨日は、1か所で2羽、もう1か所で3羽、合計5羽のオオハシシギを観察した。オオハシシギを見ると、冬の気配を感じる。初めてオオハシシギを見たのは、シギのことが、皆目わからなかった頃、鳥に関心を持ち、まだ日が浅かった頃のことである。オオキアシシギという珍しいシギが出ているというので、蓮田に向かい、近くの蓮田で見たのが、オオハシシギであった。特徴ある顔立ちが、目にくっきりと焼き付き思い出の鳥となっている。