九羽の白鳥 > とりどり日記(2011年12月) > 2011/12/16
今日も青空。頬を撫でる風は冷たいが、かえってそれが心地良い。木陰に入るとひんやりと寒いが、陽だまりは、ぽかぽかと嬉しい暖かさだ。
小鳥の声につられて松林を歩く。カサカサと落ち葉を踏む音がすると、飛び立つ鳥がいる。ビンズイだ。ぱっと飛んで植え込みの陰に隠れてしまう。松の木の根元近くにもビンズイの姿が見える。全部で7~8羽いるだろうか。落ち穂拾いでもするかのように、皆、熱心に採餌している。マツボックリもたくさん落ちている。静かな静かな松林。♪ツィー♪と声がして、またビンズイが飛んだ。