タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ クサシギ ]

2017/8/3 真夏の田んぼ

数年前までは、7月も末近くなると、田んぼで渡りのシギ・チの姿が、ちらほらながら見られたものであった。しかし、ここ1~2年は、田んぼで見られるシギ・チが、激減し、何とも寂しい思いをしている。もっとも、これは、私が、しばしば足を運ぶ稲敷方面についての感想である。

それでもと淡い期待で、出かけてみると、一面に水の入った蓮田に、数羽のクサシギの姿が見えた。距離があったのと障害物があったので、最初は、分からなかったが、全部で5羽のクサシギの姿が見えた。クサシギと言えど、なかなかこんなにまとまった数をいっぺんに見ることは難しい。

さらに田んぼを回ってみると、稲と稲の間に見え隠れするシギの姿。ここでもクサシギ1羽を発見。何とも嬉しく胸弾む出会いのひとときであった。