タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ タカブシギ ]

2017/9/24 長月の蓮田

田んぼや蓮田で、一番出会う機会が多いのがタカブシギだろうか。春の渡り、秋の渡りで飛来するタカブシギも多数いるが、一部は越冬し、長い間、その姿を楽しませてくれる。

警戒心は、非常に強く、蓮田にそっとそっと近づいても、♪ピッピピピ♪と甲高い声で鳴きながら飛び去ってしまう。個体によって様々だが、タカブシギの衣装とも言えるあの羽模様は、何ともお洒落な感じがして大好きである。先日、今まで聞いたことのない鳴き声を聞いた。1羽のタカブシギが、じっと動かず鳴いているようであった。あれは、もしかするとディスプレイだったのかもしれない。もっと観察を続ければ良かったが、後の祭りである。