タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ オグロシギ ]

2017/10/1 まだ夏の装い

昨シーズン、ほとんど姿を見かけなかったオグロシギ、今季は、最大で15羽の姿が観察され、蓮田に賑わいを見せている。蓮田に張られた防鳥ネットにかかり2羽が犠牲になったことは、何とも痛ましいが、現在でも8羽が観察されている。

その8羽の中に1羽、夏羽の残った個体がいる。幼羽や冬羽とは違った美しさがあり、レンズを向ける先は、夏羽の残った個体になってしまう。数年前までは、秋の渡りの時期を迎えるとオグロシギの群れを見るのが、楽しみであり、当たり前のことと思っていた。しかし、昨年のように1羽とか2羽しか姿を見ることがないこともあり、今回の出会いは、大切にしなければと改めて思っている。