タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ オジロトウネン ]

2017/11/5 蓮田は、秋の深まり

ひと頃、賑わった蓮田は、今では、ひっそりと静まりかえっている。収穫の済んだ蓮田を数カ所、見て回っても、シギたちとの出会いは、ほとんどなく寂しい限りである。

そのような中で、1カ所だけ、タカブシギで賑わっている蓮田がある。農道に沿って歩き始めると数羽のタカブシギが、気配を察して、鳴きながら飛び去る。飛んだ方向をじっくり見てみると、タカブシギが10数羽、動き回っている。タカブシギの手前の方で、小さなシギが動いている。どうやらオジロトウネンのようである。

今季、何度か出会いの機会のあったオジロトウネンであるが、個体によって、羽衣が違い、興味深い。これから寒さに向かって、オジロトウネンも越冬してくれるのだろうか。楽しみである。