タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ セッカ ]

2018/1/10 真冬のセッカ

繁殖期には、賑やかなさえずりで、すぐに居場所を知ることが出来るセッカだが、その時期を過ぎると、すっかり静かになってしまう。冬の日差しのなか、沼のほとりを歩いているとセッカの姿が目に入った。どうやら2羽いるらしい。辺りが枯れ草だらけで、セッカの小さい体が、その色に同化してしまい、いざ、レンズを向けようとするが、居場所が分からなくなってしまう。

何とか居場所が分かり、撮影開始。距離が少々あったので、こちらの気配に動じる様子もなく、ゆったりしている。真冬にセッカに出会うと、嬉しさがひとしおである。