タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 田んぼの楽しみ ]

2017/8/17 オオジシギ Latham's Snipe

四季を通して、私は、好んで田んぼ通いをする。もちろん鳥たちとの出会いを期待しているのだが、四季折々に見せる田んぼの表情に、心潤うものがあり、何度も何度も足を運んでいる次第である。

休耕田が多く見られた頃には、渡りのシギ・チが飛来する前に、休耕田探しをしたのだが、今では、皆無に等しく寂しい限りである。そして、今の時期に渡りのシギ・チを見る機会が、ほとんどなくなってしまった。

7月・8月の田んぼでの楽しみは、オオジシギとの出会いであろうか。すでにチュウジシギも入って来ていると聞くが、数日前に出会ったオオジシギ。どっしりとした風情が、何とも言えず、目に心に残っている。

2017/8/16 カルガモ Eastern Spot-billed Duck

稲穂を啄むカルガモの画像

お盆を過ぎると、田んぼを吹き渡る風にも秋の気配を感じるようになってくる。稲田は、すっかり黄金色になり、収穫の時を待つばかりである。真夏の田んぼで、良く出会うのは、カルガモとキジ、スズメ、ツバメ、カワラヒワと言った顔触れだろうか。

カルガモは、大抵、畦道で数羽、休んでいることが多い。時には、水の入った休耕田で見かけることもある。この日出会ったのは、美味しそうな新米に飛びつくカルガモであった。思いっきり背伸びをしている姿が、微笑ましくて、思わずレンズを向けた。赤い足が、まるでハイヒールのようにも見えた。真夏の田んぼのひとこまである。

2017/8/15 バンの幼鳥 Common Moorhen

バンの幼鳥の画像

朝の田んぼで出会ったのは、バンの幼鳥。2~3年前まで、田んぼを回ると実にたくさんのバンの姿を見かけたものであった。ところが、今シーズン、田んぼを回って愕然とした。バンの姿を全く見かけないのである。バンが、毎年繁殖していた蓮田を回ってみると、がっかりするような環境に変わっている。

この日、稲田で、スッと背を伸ばしたバンの幼鳥を見た時は、何とも言えない感動が押し寄せて来た。あちこあちで鳥が少ない少ないとの嘆きの声が聞かれるが、田んぼで見られる鳥も少なくなって来ている。何とか鳥が住みよい環境を守りたいものである。

2017/8/14 キジの親子 Common Pheasant

キジの親子の画像

この日、田んぼで出会ったのは、キジの親子。お母さんキジの回りに4羽のこどもたちがいるのだが、それぞれ大きさが違う。末っ子は、まだお母さんキジから離れられない様子。他の3羽は、好き勝手に動き回っている。ちょうど近くに露草があって、何とかその露草を入れて撮影したいのだが、なかなか思うようにはいかない。

しばらくすると、お母さんキジが稲穂を啄み始めた。こどもたちもお母さんの真似をして啄もうとするが、稲穂に届かない。田んぼでは、キジの親子に時々出会うが、この日の情景は、深く心に残るものであった。

2017/8/13 セッカ Zitting Cisiticola

セッカの画像

相変わらずの田んぼ通い。この日も真夏の太陽が降り注ぐ黄金色の稲田を、ぼんやり眺めていると小鳥が数羽飛んできた。最初、スズメが群れで飛んで来たのかと思ったが、スズメより色が淡い。それに何よりスズメより小さい。稲穂にとまった小鳥をファインダー越しに見てみると、何とセッカ。

セッカを群れで見たことは、今まで、一度もなく、驚きと嬉しさで、兎にも角にもシャッターを切る。独特の♪ヒッヒッヒッ♪チャッチャッチャッの声は、全く聞こえず、注意深く見ていなければ、見逃すところであった。顔立ちや行動などから、おそらくセッカの幼鳥なのであろう。全部で7~8羽は、いただろうか。不思議な思いがけない出会いであった。

2017/8/12 クサシギ Green Sandpiper

クサシギの画像

暑さを避けて、早起きして田んぼに向かう。もちろんシギ・チとの出会いを求めてである。以前のように蓮田周辺でシギ・チに出会うことは、ほぼ困難な環境の変化があり、目指すは、稲田周辺である。

あちこちの田んぼを見て回って気がついたのは、稲田でも、手前の方にわずかに水面が見えているところがあり、そこにタカブシギやイソシギ、クサシギなどが見られる可能性があるということである。あちこちに休耕田があり、まず休耕田を探して回り、シギ・チとの出会いを楽しんだ過去の思い出とは、比べものにならないが、わずかな可能性に期待して回ってみた。

何と嬉しいことにすんなりクサシギに会えたのである。これから収穫期に入れば、また環境が変わり、鳥たちの動向も変わって来ることだろう。

2017/8/11 コシアカツバメ Red-ramped Spallow

コシアカツバメの画像

ツバメの姿を見かける機会が少なくなっていたが、7月の末ぐらいから、田んぼでビュンビュン飛ぶツバメの姿を見かけるようになって来た。車の回りをビュンビュン飛ぶ姿に何度も驚かされている。

そのような中で、思いがけずコシアカツバメが見られると教えて頂いた。確かに飛ぶ姿を見ていると、普通のツバメと尾の形が違う。その姿が優雅にさえ見えて来た。名前の通り、腰のところに赤味があり、それが何とも美しい。今年5月に訪れた舳倉島で、コシアカツバメの飛んでいる姿を見たが、あの日のあの姿を思いだし、妙に懐かしかった。

2017/8/10 オオジシギ Latham's Snipe

オオジシギ幼鳥の画像

飽きもせず、真夏の田んぼに足を運ぶ。稲穂は、日に日に重みを増し、黄金色に輝いて収穫の時を待っている。目ざといスズメは、実り具合の良さそうな稲田に群れで集まり、賑やかな羽音を立てて、また飛び去る。

稲田の前の草地に、姿勢を正したジシギを発見。車で、そっと接近する。どうやら到着して間もないオオジシギのようである。羽の細部を見ると、新鮮で、実に綺麗だ。顔立ちにも初々しさが漂っている。詳しい方にお尋ねすると、オオジシギ幼鳥で間違いないとのこと。

今季初めてのオオジシギ幼鳥。嬉しい出会いであった。

2017/8/9 スズメ Eurasian Tree Sparrow

スズメの画像

♪チュンチュン♪チュンチュン群がるスズメ。家の近くでも公園でもよく見かけるスズメだが、稲田が、黄色味を帯びて来ると目ざといスズメが、たくさん集まって来る。時には、その数、100羽を超えるのではないかと思えることもある。

田んぼによって稲の生育状況は、様々だが、程よい実り具合のところに目をつけるスズメたち。今年も豊作のようで、スズメたちの表情が明るい。味も上々のようである。刈り入れの前にスズメたちの試食会は、あちこちで繰り広げられている。

2017/8/8 ヒクイナ Ruddy-breasted Crake

ヒクイナの画像

数年前まで、出会いの機会がほとんどなかったヒクイナだが、個体数が増えたのだろうか。出会いの機会が、時に巡って来る。それは、一瞬だったり、草かぶりだったりするのだが、とにかくヒクイナの存在を知ることが出来、嬉しくなってくる。

シギ・チを探しに出かけた田んぼで、ヒクイナの鳴き声を聞いたこともある。この日もいつものように田んぼを回っていると、稲田の水が見えるところに黒い影。よくよく見ると何とヒクイナが水浴びをしているようだ。嬉しさと驚きでいっぱいになりながら、夢中でシャッターを押していた。

2017/8/7 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

数年前までは、田んぼに出かけると、アマサギの群れを見ることが出来たのだが、今では、1羽のアマサギに出会うこともなかなか難しい。一つの田んぼに10数羽のサギが、群れているところがあり、近づいてみると、嬉しいことに1羽のアマサギの姿が見える。

少し距離があったのだが、レンズを向けて数枚シャッターを押したところで、そのアマサギが飛び立った。緑の草地を背景に飛び立ったアマサギは、美しく優雅にさえ見え、久しぶりに心満ち足りた気分に浸ることが出来た。

2017/8/6 オオジシギ Latham's Snipe

オオジシギの画像

シーズンを迎えるとオオジシギに会いたくて、何度も何度も田んぼに足を運ぶ。田んぼは、数年前までとは、環境が違ってしまい、オオジシギとの出会いは、なかなか難しい。それでも諦めきれず、足を運ぶ。

今季、逆光の中で、一度出会っているのだが、出来れば順光で、その姿をしっかり観察したい。その願いが通じたのだろうか。いくつかの田んぼを回ってみると、草地の中から顔を出しているオオジシギに出会うことが出来た。全身というわけにはいかないが、顔も嘴もしっかり見えて嬉しさは、ひとしおであった。

2017/8/5 カワラヒワ Oriental Greenfinch

カワラヒワの画像

田んぼに足繁く通っていると、稲田の色合いが、日々変化していく様が、とても良く分かる。少し前までは、緑の絨毯が一面に広がっていたのだが、稲穂がわずかに黄色味を帯び始めると田んぼの風景が変わって来た。

シギ・チに会いたくて、田んぼ通いをしているのだが、なかなか簡単には、出会えない。それでも足を運ぶのは、スズメやツバメ、時には、カワラヒワなどとの出会いが待っているからである。この日、畦道に5~6羽のカワラヒワがいたが、1羽が、稲穂を啄み始めた。稲穂は、ずっしりと重みを増しているようである。今年も豊作。新米のお味は、上々のようである。

2017/8/4 ツバメ Barn Swallow

ツバメの画像

梅雨があけてからのお天気は、どうもすっきりしない。どんよりと厚い雲に覆われたり、雨が降ったり。梅雨の間は、晴天続きだったので、何とも不思議な気持ちである。

すっきりしないお天気ながら、田んぼに足を運んでみる。実り豊かなあちこちの稲田を見ながら、わずかに水が見える部分を探し回り、シギ・チとの出会いに期待する。なかなか出会いは、ないのだが、時には、タカブシギに出会ったり、クサシギに出会ったり、その出会いに胸躍らせる。

トイレ休憩で立ち寄ったところに、ツバメの巣を発見。久しぶりに見る雛の可愛いこと!全部で4羽。元気に育ってほしいものである。

2017/8/3 クサシギ Green Sandpiper

クサシギの画像

数年前までは、7月も末近くなると、田んぼで渡りのシギ・チの姿が、ちらほらながら見られたものであった。しかし、ここ1~2年は、田んぼで見られるシギ・チが、激減し、何とも寂しい思いをしている。もっとも、これは、私が、しばしば足を運ぶ稲敷方面についての感想である。

それでもと淡い期待で、出かけてみると、一面に水の入った蓮田に、数羽のクサシギの姿が見えた。距離があったのと障害物があったので、最初は、分からなかったが、全部で5羽のクサシギの姿が見えた。クサシギと言えど、なかなかこんなにまとまった数をいっぺんに見ることは難しい。

さらに田んぼを回ってみると、稲と稲の間に見え隠れするシギの姿。ここでもクサシギ1羽を発見。何とも嬉しく胸弾む出会いのひとときであった。

2017/8/2 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

暑さの中でも、相変わらずの田んぼ巡り。朝早めに出かけるのだが、結構蒸し暑い。稲田では、ずっしりと頭を垂れている稲穂もあり、田んぼによっては、収穫も間近なのではないかと思われる。

ひとつの田んぼに差し掛かると、1羽のシギの姿が見える。シギ・チ大好きな者にとって、何より嬉しい出会いである。一瞬、クサシギかタカブシギかと迷ったが、すぐにタカブシギと判明。案外、警戒心が薄く、ゆっくりしてくれた。これからの田んぼに期待出来るだろうか。

2017/8/1 タマシギ Greater Painted Snipe

タマシギの画像

干潟では、もうすでに渡りのシギ・チが入って来ているようで、田んぼの様子が気になり出かけてみた。数年前までは、7月末になると、ポチポチとではあるが、シギ・チが入り始め、汗をふきふき田んぼ通いを好んでしていたものであった。

ところが、ここ1~2年、田んぼで見られるシギ・チが激減し、8月半ばに行われていたシギ・チ探鳥会もやむなく中止。何とも寂しく思っている。それでも諦めきれず、田んぼや蓮田に時折、足を運ぶ。

この日も、蒸し暑い日であったが、シギ・チが渡って来そうな田んぼを探し回っていると、突然、前方から、なにやら鳥が飛んで来た。大いに慌てて、レンズを向けると、どうやらジシギらしい。よくよく見ると、何とそれは、タマシギであった。ビックリするやらドッキリするやら。真夏の田んぼで、思いがけない嬉しい出会いであった。

2017/7/31 オオジシギ Latham's Snipe

オオジシギの画像

7月に入ると出会いを期待する鳥のひとつがオオジシギ。繁殖地では、♪ズビャークズビャーク♪ザザザザザーと賑やかな声がして居場所が、分かりやすい。しかし、渡りの通過地点である茨城や千葉の田んぼでは、飛び立つときに、♪ジェッと発するのみであるので、なかなか見つけるのは難しい。

何度回っても、なかなか出会いのなかったオオジシギだが、この日、田んぼ周りをしていると、前方から飛んできて、畦の奥の方に降り経った鳥がいた。♪ジェツという声を聞いたような気がして、畦の奥を双眼鏡で見てみると嘴の長いジシギの姿が見える。逆光だし、距離はあるし、証拠写真にもほど遠い。そう思っていると、すぐ近くの畦に、1羽のジシギが姿を見せた。やはり逆光なのだが、数枚写真を撮ることが出来た。詳しい方にお尋ねすると、肩羽は、冬羽に換羽済み。雨覆や三列は、摩耗が見られるので夏羽と判明した。それは、待ち望んでいたオオジシギであった。

2017/7/30 コチドリ Little Ringed Plover

コチドリの画像

緑の絨毯が広がる田んぼは、何度足を運んでも、快く迎えてくれる。涼やかな風が時折、吹き抜けて、何とも気持ちが良い。相変わらず、出会いが多いのは、ハクセキレイ。道路の中央に堂々と出て来て、時に道案内をするように、ぴょんぴょん跳びはねる。

久しぶりにコチドリの声を聞いたと思ったら、目の前の田んぼに急降下。少し遅れて、もう1羽も姿を見せてくれた。くるっとした目が愛らしいコチドリ。その可愛らしさが、たまらなく愛おしい。鳥との出会いの少ない時期にコチドリとの出会いは、嬉しいものである。

2017/7/29 キジ Common Pheasant

キジの画像

今日も田んぼを一回り。稲田は、緑の絨毯を敷き詰めたようで、何とも気持ちが良い。時折、涼やかな田風が吹き抜けて行く。鳥との出会いは、少ないが、心癒やされる風景が広がり、好んで田んぼに足を運ぶ。

ここのところ、キジを見かけることが多いのだが、この日もキジの♂と♀と3カ所で見かけた。♀だけでいるときは、すぐ近くに雛がいることがあるので、注意深く様子をうかがう。畦にいた♀は、やはり3羽の雛を連れていた。たいてい草陰に隠れてしまって雛の姿をしっかり見ることが出来ないのだが、タイミング良く見ることが出来、ホッと一安心。健やかに育って欲しいものである。

2017/7/28 ヒクイナ Ruddy-breasted Crake

ヒクイナの画像

暑さを避けて、朝のひととき、田んぼをゆっくり回ってみる。今年の稲の生育は、かなり順調のようで、すでにずっしりと実っているところも見かけるようになってきた。行く先々で、元気よく姿を見せてくれるのは、ハクセキレイ。一頃あまり見かけなかったサギ類も見かけるようになった。ほとんどがチュウサギのようである。

稲田と稲田の間になにやら動いたような気がした。よくよく見るとヒクイナである。最近は、個体数が増えて、あちこちで見られているようであるが、思いがけず嬉しい出会いであった。

2017/7/27 エナガ Long-tailed Tit

エナガの画像

♪ジュリジュリジュリ♪ジュリジュリジュリ♪数日前から、気になっていたエナガの声。夕方近くなってくると、どこからともなく聞こえて来る。レースのカーテンを開けて、外を見てみるが、それらしい姿は、見当たらない。しばらくすると、その声が、だんだん近づいて来る。急いでカメラを用意し、ベランダに出てみた。

次から次にエナガが飛んできて、すぐに飛び去ってしまう。葉がかぶって顔が見えなかったり、なかなか良い位置に姿を見せてくれない。何とか1枚撮れたのが、この画像である。

2017/7/26 スズメ Eurasian Tree Sparrow

スズメの画像

暑さを避けて、朝のひととき、馴染みの田んぼを回ってみる。相変わらず、鳥との出会いは少ないが、行く手の道路にスズメが群れている。10羽、いえ20羽、いやもっといるかもしれない。凄い数のスズメを久しぶりに見て、ちょっと興奮。そのスズメが群れで稲田の方に飛んで行く。

今季は、稲の生育が良いのだろうか。早いところでは、稲穂が、かなりずっしりとしている。スズメは、それを見逃さず、早くも新米の試食会を始めたようである。すぐに稲の中に潜りこんでしまうので、撮影は、なかなか難しい。しかし、しばし、スズメに楽しませてもらった嬉しい朝であった。

2017/7/25 ツバメ Barn Swallow

ツバメの画像

好んで出かける田んぼだが、寂しいことにツバメの姿を見かける機会が少なくなった。以前は、ビュンビュンビュンビュン飛び交うツバメを何度も見かけ、無理と思いつつもレンズを向けたものであった。しかし、今シーズン、田んぼで見かけるツバメは、1羽とか2羽。せいぜい多くて5羽程度である。

沼のほとりの草地に行ってみると、近くの電線に10数羽のツバメがとまっている。こんなにまとまったツバメを今シーズン見ていなかったので、大いに感激した。何とか飛んでいる姿をと思い撮ってみたが、撮れたのは、1枚のみであった。

2017/7/24 コサギの子サギ Little Egret

コサギの子サギの画像

暑い季節は、鳥との出会いに苦労する。近場の公園や田んぼに足を運ぶが、いつも出会う鳥は限られて来る。そこでサギのコロニーを訪ねてみると、いる・いる・いる。実にたくさんのサギの山。鷺山と呼ばれるが、なるほど一面にサギだらけである。アマサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ。

不思議に思ったのが、コサギの子サギ。親鳥が、そばにいないと、このサギは何?と思うような顔立ちをしている。じっくり観察していると、なかなか面白い。親に甘える姿は、どの鳥も同じである。鷺山は、今日も賑やかなことであろう。

2017/7/23 コジュケイ Chinese bamboo partridge

コジュケイの画像

♪チョットコイチョットコイ♪と聞きなしされるコジュケイ。その声を聞く機会は、多いのだけれど、姿を見かける機会は、案外少ない。チラッと姿を見かけても、すぐに茂みの中に入ってしまう。シギ・チを探しに出かけた茨城の田んぼで、数回、姿を見かけたことはあるのだが、なかなか撮影に至らない。

暑さを避けて、木陰で涼んでいると、草陰になにやら動く気配。この時期に一体、何の鳥だろう。いや動物だろうか。目が慣れるまで、しばらく分からなかったが、それは、何と2羽のコジュケイであった。少し距離があるとは言え、こちらの気配には、お構いなしの様子。よほど、お腹がすいているのだろう。2羽で、一心に小さな虫のようなものを啄んでいた。

2017/7/22 ツミ Japanese Sparrowhawk

ツミの画像

巣立ってから、もう何日くらい経つのだろう。多分、もう会えないだろうと思って出かけてみたツミのポイント。到着すると予想通り、人も居なく、鳥の姿もなく、ひっそりしている。目の前をナガサキアゲハがヒラヒラと飛んで行く。ニイニイゼミの声も聞こえて来る。空を見上げると青空に雲が、ぽっかりひとつ。何か妙に寂しい。その気持ちが伝わったのだろうか。かすかにツミの声を聞いたような気がした。

しばらくすると、さっと飛んで来て込み入った木々の奥の方に入った鳥がいる。それは、紛れもなくツミの若である。諦めていただけに嬉しさは、ひとしおであった。

2017/7/21 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

暑さを避けて、朝早い時間帯に田んぼを回ってみる。田んぼは、色々で、ずっしりと実った稲穂が揺れている所もあれば、苗を植えて、それほど日数が経っていないと思われるところもあり、表情豊かである。

数年前までは、緑の稲田に、サギの群れの姿をあちこちに見かけたものだが、昨年も今年も、時折、ごくわずかのサギの姿を見かけるだけになってしまった。この日、嬉しいことにアマサギに出会った。今季、田んぼでアマサギの姿を見かけたのは、この日が初めてであったので、嬉しさは、ひとしおであった。