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上に行くと、紅葉は、すでに終わっていると聞いていたが、バスは満員。定員をはるかにオーバーし臨時バスまで出ている。途中、紅葉、黄葉の美しいところが何箇所かあり「きれい!!」という声があがる。 |
ようやく目的地についた。目の前の瀑布をカメラに収め、木道を歩く。左手に流れる清流を眺めているとき、カワガラスの歌を、初めて聞いた。それは、優しく甘いメロディーだった。カワガラスが近づいて来るのを待っているとミソサザイが飛んで来た。先に進むと林の方から鳥の声。見上げるとキバシリが忙しく動き回っている。久しぶりの出会いでとても嬉しい。さらに進むと、林の上でゴジュウカラの声がする。なんだかずいぶん大きく見える。ときどき熊よけの鈴を鳴らしながら人が通っていく。小学生の団体も、賑やかに通り過ぎていく。川岸に近づくと、カワガラスが一生懸命、餌採りをしている。枯れ葉についた小さな虫を食べているという。せせらぎを聞きながらしばらくカワガラスと遊んだ。アオシギには会えなかったが、嬉しい鳥との出会いがたくさんあった。もう高原では、冬がすぐそばまで来ている。 |
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